フィリピンパブに行って凄く疲れたという話

さあ。今日も一日を寝て過ごし、さっき起きました。


15日に五反田のフィリピンパブに営業に行ってきました。一人じゃ行く気にならないので、某サークルの後輩にお付き合いしてもらいましたよ。


場所は五反田のキャバクラ街。さるビルの2階にあるプリメーラとかいう店だった。広さは、うーん、どんなもんだろう。そこそこ広いんじゃないか。って説明になってねえ。テーブルは15くらいあったかねえ。


12月だからなのか、女性は全員赤いお召し物でした。


店に入ると、「ご指名は?」と訊かれたが、そんなものはないので「ない」と答える。そんで、指名もついてない奴だからどんな酷いのが来るんだろうと期待に胸を膨らませていると、見た目は30歳くらいの眉目は普通の人が来た。


しかし。こいつが、まー全っっっ然仕事しねえんだ。こういうとこは、女の人と楽しいおしゃべりをしてお酒が飲めることをサービスしているわけで、前半部分がないならば、居酒屋で飲んだ方が2億倍マシな訳ですよ。


この女(便宜的に「ホクロ」と呼ぶ)がやることといったら、おれたちの酒を作り、ステージでおっさんが歌ってるカラオケに合いの手を入れるだけ。間が持たなくなったら、おれたちがホクロに話を振るという、もう、これはねえ、おれが何度かキャバクラで辛酸をなめさせられた構図そのものですよ。


とりあえず名刺を7,8枚渡して、こっちが話を振り、時計を見たら25分しか経ってなくて愕然とする。虚空を見つめていたら、ホクロがどっかに行って、別の人が来た。


そいつ(樽ドルのような体つきだったので「樽」と呼ぶ;樽ドルについては、Google先生に訊いてください)の仕事ぶりはまあまあで、名刺を渡したら、来年7月に改正になる入管法を気にしているような話しぶりだった。もっとも、樽は既に永住者のようなので法が改正されようが何しようが関係ないわけだが。


樽が来て少しして、もう一人(「しゃくれ」と呼ぶ)テーブルに来た。しゃくれは私の後輩の横にいたので、どのビザなのか、とか分からん。でも名刺は渡しておいた。


樽によると、韓国人や中国人で「留学」ビザで来日している奴らは、相当数夜の仕事をしているらしい。尤も、入管に申請して許可が出れば週28時間までならバイトは可能なんだが、それ以上やってるのは間違いないだろう。そういう奴らを相手に仕事をするのも悪くないかも。


まあ、何だかんだで持って行ってた名刺20枚ほどは全部配った。2人で1時間、合計6000円也。これで何か一つでも仕事が来れば儲けもんだ。


しかし、疲れたわ。楽しくてああいう場所に行く人とおれは住んでいる世界が違う。でも仕事は欲しい。そんで、また次もフィリピンパブに行くのは変化がなくて楽しくないので、次回は赤坂辺りのロシアンパブに行こうと思う。飲み屋で世界一周しますわ。


世界一周したら、または途中で飽きたら誰かにカネを渡してそういう飲み屋に行ってもらい、名刺を配ってこさせようかと思う。