新たしい家の賃貸契約を結んだ

ふいー。新たな家の賃貸契約を結びました。今の家には、この3月末で計6年間住んだことになります。


私は家を所有することに特にこだわりがないし(住む地域にはこだわりがあるけど)、いつカネが稼げなくなるかわからないので、気ままに賃貸暮らしでいいかなあと思ってます。働く動機の一部に「家のローンを払わなきゃいけないから」というのに入り込まれると、ただでさえ動機に欠ける私の精神衛生上好ましくないのでね。


今度の家は、今のとこから直線距離で200mくらいしか離れてない。さる駅とさる駅との間で探していたのだが、結局今のとこの近くになった。違うとこに住んでみたい、という欲求がほとんどないんです。あと、職場から遠くなるのも嫌だったし。


私の一年間の可処分所得は大体300万くらい。次の家の賃料は13万3000円。普通、賃料は月収の30%に抑えるべきと言われているが、それをぶっとばして契約しましたよ。


私は会社員の時分に、東京都下の東部(分かりにくいねえ)でアパート暮らしをしていた。家賃は確か5万5000円だったと思う。1K、ユニットバス、当然風呂トイレは一緒。1階。日当たり最悪。当時は朝会社行って、終電で帰るくらいの生活だった。寝るときしか家にいねえから、という理由(と住宅手当がほぼなかったから)でそのやっすいアパートに住んでいたわけです。


体調が悪くなり、その家にずっといるようになると、もうどうにかなりそうだったっすわ。這々の体で実家に帰り、療養した。その結果改めて分かったのは、おれは住むところをないがしろにしてちゃんと生きていけるほどの体力を持ち合わせていない、ということだ。


学生時代に一人暮らししていたアパートも、明らかに学生相場よりも高い家賃を払っていたしなあ。


前置きが長くなったが、私が探していたのは次の条件を全て満たす物件だった。


・ほにゃ駅〜はにゃ駅の間にある
・南東〜南西向き
・フローリング
・ベランダあり
・風呂とトイレは別
・洗面所と風呂も別
・追い炊きの機能のある風呂
LDK、DKでなく、台所が独立している
・2部屋以上ある
・2階以上
・収納スペースが十分にある
・木造でない
・街道や大通りに面していない


・・・これ、優先順位とかじゃないですよ。「全て」満たすものでないと駄目。まあ、もし私が不動産屋の営業だったら「おととい来い!」と言いたくなるような条件ですわね。


Twitterでも書きましたが、人間の営業は上の条件にあてはまらない物件も平気な顔して「これなんかどうですか−。へらへら」(一部誇張表現あり)という調子で来るのでもっぱらネットで探した。


最初はもっと安い家賃のとこがよかったんだけど、ないんですよ。当然と言えば当然なのかもしれませんが。はっきり言ってギリギリのラインです。でも決めた。


私はずっと机に座ってコンピュータで仕事をしているのと、生来から肩が凝りやすい体質のようなので、風呂に長く浸かっていたいのである。今の家はその点にのみ不満があった。風呂が狭いので、湯船に入る気になれないのだ。


私は風呂に入りながら読書をするのが好きなので、これからは風呂に入るのが楽しみになりそうである。


そういうことですので、みなさんお近くにお越しの際は是非お立ち寄りください(嘘)。