『狼男アメリカン』


テニススクール、辞めようと思う。お金ない。


バカっぽいタイトルの映画だから借りてみた。


お話は。イギリスの片田舎を旅する2人のアメリカ人。パブに入ると当然のように地元の人から煙たがられ、すぐに出て行くことに。その直後、女将が色めき立つ。「あのアメリカ人、大丈夫かしら…?」。ほどなく、2人組は道に迷ってしまう。しかし、彼らの周りに何かの気配がして…というもの。


狼男モノの映画です。ってそんなジャンルあるのかどうか知らないが。最近だと、アニキオーラ全開のベネチオ・デル・トロがなぜかイギリス人役で狼男になる『ウルフマン』が公開されたな。それにしてもあの人がイギリス人て。見た目が狼男っぽかったって話ですよね。カッコいいが。


異形のモノに咬まれるとそれに変化してしまう、というセオリー通り、アメリカ人青年のうち1人は満月の夜に狼男になってしまいます。


それにしても『狼男アメリカン』って酷い邦題だ。『An American Werewolf in London』という原題なんだけど、もうちょっと上手い邦題のつけようがあったろうに。どうでもいいけども、このタイトルは『Englishman in New York』を思い出させます。すてぃんぐ。


1981年の映画なんですな。ほー。かなり特殊メイクは力が入ってたと思います。ぐががががと狼に変わっていく様はなかなか。Wikipediaさまによると、有名な特殊メイクの人なんだってよ。マイケルのこのPVを撮った人だったのか↓。



音楽は違うけどな。これ、いいビデオですなー。


血のりはダラーっと多めで、人体損壊もそこそこ多めでした。最後の方で、ロンドンの中心街で狼男が暴れるんですけど、当然車とかが事故るわけだが、ピタゴラ装置みたいにバンバン人が死んで楽しかった。


主観的面白さ:★★★/5