『ランド・オブ・ザ・デッド』

今日はちょっと真面目に仕事やったな。


ゾンビ映画好きとしては、ジョージ・A・ロメロの映画は一通り観ておくべきかなと思って、借りましたよ。公開時に観ようかなーと思っていたが、何となく機会を逸してしまい、今の今まで観ていなかった。


お話は。(毎度のように)なぜか死人が次々と生き返り生きている人間を喰い始めてしまった世界。三方を河に囲まれたアメリカのとある都市では、そのまわりにフェンスを張り巡らしてゾンビどもを締出し、金持ちは高層マンションで傭兵を雇って今まで通りに暮らし、貧乏人はマンションの外のスラムで暮らしていた。ところが、傭兵の一人が反乱を起こし、それと同時
にゾンビは河を渡って街に迫って…。というもの。予告編↓


これ2005年の映画なんですけど、公開当時は9.11後の世界を象徴的に描いていて…という風な話とか記事が多かった(というか、監督にはそういう意図があったと話をしていたと記憶する;曖昧だ)のですが、まあ、あんまり私には分からんですわ。


観終わった感想としては、2008年に公開されたロメロの次作、『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』に比べてカネがかかってんなーって感じです。何か、『マトリックス』のネブカドネザル号に似た装甲車が出てきたし、ゾンビいっぱい、人喰われまくりで、内臓飛び出しまくり。ナイスな描写が多かったっす。


デニス・ホッパーネオコンな金持ち役で出演してた。「アヒルちゃん」と言っていた。わけはない。…ってこんなこと書いても若者には分かるまいのお。と、思ったらYoutubeにあったぜ。すげーなー、Youtube

劇中でデニス・ホッパーが言ってたのは、「テロリストとは交渉せん」でした。ジョージ。


9.11後の世界が、みたいな話はよく分からーんと言いましたが、それなら『ゾンビ・フライト』とか他のゾンビ映画を観ればいいじゃないかということになりましょうが、それもあんまり気が乗らないのは、やっぱりこういう象徴的な描き方が作品に「深み」を与えているということなのだろうか?とも思うが実際のところはよく分からんちん。


ま、別に面白かったからいいや。


主観的面白さ:★★★/5





Youtube二つ貼り付けたついでにもう一つ。敬老の日前だから見ときなさい!これ↓

しかし、これ本編も超絶面白いんだけど最後の「次回 バングラデシュ庄野真代」ってのもそーとーに気になる。これ、Twitter経由で見つけたんだけど、Twitterってすごい。